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鍵 (1959年の映画) : ウィキペディア日本語版 | 鍵 (1959年の映画)[かぎ]
『鍵』(かぎ)は、谷崎潤一郎の同名の小説(1956年発表)を原作として、1959年(昭和34年)に市川崑が監督し、大映東京撮影所が製作、大映が配給して公開した日本の長篇劇映画である〔''鍵''、日本映画情報システム、文化庁、2012年6月21日閲覧。〕〔''鍵''、東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年6月21日閲覧。〕〔''鍵''、日本映画データベース、2012年6月21日閲覧。〕〔''Odd Obsession ''、インターネット・ムービー・データベース , 2012年6月21日閲覧。〕。当時の「映画倫理管理委員会」(新映倫、現在の映画倫理委員会)は同作を成人映画に指定し、18歳未満の鑑賞を制限した〔。 == 略歴・概要 == 谷崎潤一郎が1956年(昭和31年)に中央公論社(現在の中央公論新社)から上梓した、小説『鍵』〔谷崎潤一郎 鍵 、国立国会図書館、2012年6月21日閲覧。〕の最初の映画化である〔。本作のあと、4作がリメイクされている〔。 第33回キネマ旬報日本映画ベストテンでは、本作に次いで市川が監督し、同年11月3日に公開された『野火』が第2位を受賞したとともに、本作は第9位を受賞した〔。第10回ブルーリボン賞では、市川が監督賞を受賞している〔。翌1960年(昭和35年)5月に開催された第13回カンヌ国際映画祭のコンペティションに出品され、審査員賞をミケランジェロ・アントニオーニ監督の『情事』と同時受賞を勝ち取った〔。では、外国語映画賞を受賞している〔。 2012年(平成24年)6月現在、東京国立近代美術館フィルムセンターが上映用プリントを所蔵しているほか〔、角川エンタテインメント(のちに吸収されて現在の角川書店)が2007年(平成19年)9月28日にDVDを発売しており、鑑賞可能な作品である。
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